第2部始動前に燕女のラケットを探りたい
お久しぶりです。僕です。
ハナちゃんのブログからはや2ヶ月、はてなブログの運営から生存確認メールも来たということで再び筆を執った次第でございます。
特にネタが思いついたわけではありませんが、まぁそろそろ書かんとマズいだろ~~~といった感覚でウダウダ書き連ねました。
というわけで今回のテーマは、
「燕女メンバーズの用具」
です。
全中地区予選で雀が原と激闘を繰り広げた燕女学園。
紅真深、ねむりといった個性的な戦型もいる中、卓人として気になるのはやはり用具ですね。
どういうことだ!
用具の情報が一切無いではないか!!
なんでや!雀が原ともず山はレギュラーメンバー全員の用具公開されとるのに!!
ただ燕女のが公開されるにしても2部始動してからになるやろしなぁ…
それまで待つのもなぁ…
じゃあ2部始まる前に、自分で用具考察すればいいじゃん?
と思ったのがきっかけです。
考察にあたって、プレースタイルとグリップの色などから判断していきますが、8割は独断と偏見です。
あと今回はラケットのみの考察になります。ラバーは数が多すぎるので死にます。
そして自分の妄想を垂れ流していくので、
卓球(特に用具について)詳しく知らないよという方が置いてけぼりになる可能性大です。
最初に少し解説はしますが、その後はひたすら語っていきます。ご了承ください。
ではいきます。
○ラケットの種類○
卓球のラケットは大きくシェークハンド、ペンホルダーと分けられますが、板の構成などによっても分類が変わります。
例を挙げると、
3枚合板
板を3枚貼り合わせたもの。板厚が薄く、主にカット用ラケットに使われる。
5枚合板
板を5枚貼り合わせたもの。カット用、攻撃用どちらにも広く使われ、初心者でも扱いやすい。
7枚合板
板を7枚貼り合わせたもの。板厚が厚いものが多く、パワーヒッター向け。
特殊素材(アウター)
※ラケットを横から見た図
板と板を接着するとき、間にカーボンなどを挟み込んだものを特殊素材ラケットという。
木材が5枚の場合、いちばん外側の板(上板)のすぐ下に特殊素材を挟んだもの。
よく弾み、上級者の使用者も多い。
特殊素材(インナー)
同じく木材5枚のとき、外から2枚目の板(添芯)の下に挟んだもの。
アウターより弾みは控えめで、スピードと回転のバランスに優れる。
このあたりが主流ですね。
これらを踏まえて燕女のラケットを考えてみましょう。
○魁ねむり○
1年生にして団体戦メンバーの座を掴み取った大器、魁ねむり。
原作からざっと読み取ると、
・フォア表の前陣速攻型
・ハナビに完勝するほどの攻撃力、スピード
といったところでしょうか。
フォア表で前陣でバチバチ叩くなら、硬めのカーボンラケットが合いそうですね。
というわけでこちら
ファイアーフォールVC(VICTAS)
硬めのVカーボンをインナーに搭載したラケット。
インナーなのである程度球持ちも確保されています。
VICTASからテンション系表ソフトもいろいろ出てるので、ぜひ合わせてほしいところですね。
VICTASのブランドイメージも攻撃的なイメージで、ねむりに合っているのではないでしょうか。
○色埴イロリ○
燕女の中では埋もれがちですがれっきとした実力者、色埴イロリ。
プレーの特徴は、
・ラリータイプ
・相手の位置を見てコースを突くクレバータイプ
でしょうか。
これについては戦型云々よりも、グリップから判断しました。
このグリップ。見覚えありますね?(威圧)
水谷隼ZLC(BUTTERFLY)
日本の大エース、水谷隼選手の使用モデル。
カーボンなら軽い力でも飛んでくれるので、前陣でのラリーも安定しそうですね。
軟らかいラバーと合わせれば、女子中学生でも扱えるでしょう。
○藤宮吹雪○
ダブルスの要、藤宮吹雪。
・台上技術に長けた選手
・ブロックで振り回してからコースを突いた連続攻撃しそう
はい。
台上、ブロックなら純木ラケットですが、何となく純木ではないと思ったので、
今流行りの
インナーフォース レイヤー ALC.S
(BUTTERFLY)
ムネムネのラケット、インナーフォース レイヤー ALCのブレードを若干薄くしたラケット。
回転性能に優れ、弾みも抑えめなので吹雪のプレーに合いそうです。
カラーリングも吹雪にピッタリですね。
○宝条焔○
燕女が誇る大砲、宝条焔。
・燕女の中で一番強打に力がある
・ストップ、長いツッツキから1発で撃ち抜くパワーカウンター
うん。
ストップ、カウンター、そしてパワーがあるということで、7枚合板で飛ばしてもらいましょう。
SK7、馬琳エキストラスペシャル、クリッパーウッドなど名作は数々ありますが…
P700(アバロックス)
かつて中国選手に人気を博し、昨年再販されたアバロックスの名作。
止める、かける、弾くと自由自在で、プレイヤーの技術を最大限引き出してくれます。
芯で飛ばせるだけでなく、木材なので繊細な技術もやりやすいのもポイント。
ラケット全体でボールをガッチリ掴むので、焔のパワープレーに応えてくれることでしょう。
○神楽坂狐姫○
燕女の主将で最後の砦、神楽坂狐姫。
さて狐姫ですが、試合に出場していないうえ、プレーの描写も少なく、さらには他選手による解説もないときているので、プレーを考察するのが非常に難しいんです。
頼りになるのは紅真深と打ち合ってるシーンや、紅真深が狐姫とあがりを比較している場面ぐらいのものですね。
とりあえず僕は、
・中陣から両ハンド振り回すブンブン丸
・3球目以内に攻めるアグレッシブタイプ
・パワーよりはスピード
こう解釈しました。
吉村真晴選手みたいな感じではないかと思います。
ラケットの話に戻ると、まぁ木材ではないなと。
スピード寄りってことでアウターな気はしますが、ある程度球持ちはありそうだなと。
そして狐姫の高貴さに合いそうなのは…
オフチャロフ トゥルーカーボン(DONIC)
ドイツの2枚看板の1人、オフチャロフ選手モデル。
とある選手曰く、BUTTERFLYのビスカリアによく似たラケットだとのことです。
アウターの中ではバランスのとれたラケットなので、無理なく扱えるのではないでしょうか。
○月ノ輪紅真深○
さてラスト、燕女の破壊神であり守護神、月ノ輪紅真深。
プレースタイルは語られている通り、
・守備と攻撃のハイブリッド型
・守備力、攻撃力、安定性どれも申し分無し
という、まぁいわゆる「最強」の部類に入ります。あがりよくこんなのに勝ったな。
んで用具ですが、カット用なのか攻撃用なのか、どちらなのかが悩みどころです。
カットの安定性、切れ味を求めるならカット用ですが、燕女メンバーの発言から、普段は攻撃型でやってるようなので攻撃用も十分考えられます。
練習すれば攻撃用でも普通にカットできますしね。
カット用の場合、攻撃がやりやすいのは、朱世赫、松下浩二オフェンシブ、和の極み -碧-
あたりでしょうか。
まぁスイングスピード速ければカット用でも
速いボール出るし…
カットの切れ味とか考えてもやっぱりカット用かn
ん?
白のライン入っててレンズは黒っぽい…
プレートも入ってるようです。
…
あっ
ルデアック(Nittaku)
Nittakuの看板的な7枚合板。
ご存じの方も多いと思いますが、ゴリゴリの攻撃型の雀が原のエース、上矢あがりの使用ラケットでもあります。
だいぶ弾むとは思いますが、スイングスピード上げてラバーで引っかけるようなカットで飛ばさないようにしているのでしょう。相当練習したんでしょうね。
あがりと同じ用具使ってあがりに勝つことで、自分の方が強いと証明する、みたいなことも彼女ならやりかねません。
うまくオチつけられないのでここで終わります(半ギレ)
あとがき
ここまで読んでくださりありがとうございました。
今回は燕女のラケット考察ということでしたが考察じゃないですね。妄想でしたね。
あとは公式からの発表を待ちましょう。
少し用具の話を。
卓球が誕生して以来ラバーはコルク、サンドペーパー、スポンジラバー、1枚ラバーなどを経て、表ソフト、粒高、そして裏ソフトが誕生しました。
そしてアンチ、高弾性、粘着性、テンション系と進化し、今や1枚1万円ほどをつけるラバーもあります。
さらには住友理工などの大企業もラバー開発に参入し、卓球ラバーはゴムの技術の最先端と言っても過言ではありません。
それに引き換え、ラケットは卓球誕生から一貫して「木」です。
特殊素材ラケットはありますが、あくまで接着層なので、85%以上の部分は木で作られています。
矢のように技術が進歩するこの時代に、太古の時代から存在する木が使われているのです。
しかし自分は、ラケットは木だからこそ良いと思います。
木の手触り、木の香り、木が奏でる打球音。
自然の産物だからこそ全く同じものは1本たりとも存在せず、それゆえ最高の相棒に出逢えたときの喜びは計り知れず。
ITTF(国際卓球連盟)の総会でラケットの素材自由化の案が出されましたが、3/4の賛成を得られず却下されました。
時代は変われど、卓球のスポーツとしての本質を損なわないためにも、ラケットは木材のままがいいですね。
はい。
ここまで読んでくださったそこのアナタ、僕ガチ勢です。ありがとうございます。
こんなことを長々と書いてたら、期末テスト2日目を迎えようとしていました。まずい。
兎にも角にも、用具にはロマンがいっぱいだぞというお話でした。
次回は未定です。何も考えてません。
気長にお待ちいただければ幸いです。