後手キルカに魅せられて
みんな!!!灼熱の卓球娘は好きだよね!!!!!
僕はその中でも後手キルカがだぁい好きなんだ!
だからいろいろ語らせてくれ!!!
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現役卓球部としての目線や感覚を織り交ぜてキャラ紹介する、そんなブログです。
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バックカット。かっこいい
早速だが、推しになったきっかけを…
紹介じゃねぇじゃん!と思ったそこのお方、まぁ落ち着いて。
この場でぐらい好き勝手やらせてくれたっていいじゃないか!
好きになったきっかけ…
ここぞという場面での表情がクソカッコいい!
とか、
クールな中に部員達への優しさが備わってる!
とか、
アニメ最終話の温泉シーンでドツボにハマった!!
とかはもちろんなのだが、筆者自身は
「カットマン」
という戦型に惹かれたというのが大きい。
というのも、現代卓球界においてカットマンという戦型は希少種なのだ。
筆者自身、何度か大会に出場しているが、カットマンと対戦したことは数えるほどしかない。
世界のトップ層のカットマンを見ても、2019年4月現在、世界ランキングトップ50以内に女子は7人、男子は1人しかいない。
正確な数はわからないが、卓球界全体でのカットマンの割合は、全選手の1割以下といった感覚だ。
さらに「卓球王国」という専門誌のインタビューで、日本を代表するカットマン、村松雄斗選手(琉球アスティーダ)が、こんなことを語っている。
「(カットマンとしての楽しさと難しさでは)難しいことのほうが多いです。普通に考えて、ドライブマンのように同じ方向に振っているのは簡単だけど、カットマンは全く違う方向、上と下に振り分けなきゃいけないですから。
それにボールもプラスチックになって、カットマンにとってはマイナスに作用している。昔のプラボールよりも今のは硬くなっていて、カットも打たれやすくなっています。
『もっとカットをしっかり』と言う人もいれば、『もっと攻撃だ』と言う人もいるから、自分でもまだわからない」
(卓球王国2018年1月号より)
ボールについては今回は省略するが、要約すると
「カットマンは攻撃型よりやることが多く、お手本が少ない」
ということだ。
攻撃とカット、両方を練習しなければならないのは尚の事、プレー領域(物理的にも技術的にも)を広げる必要がある。
後陣でしのぎ続ける正確性、前に落とされたときに追いつく瞬発力、甘い球を一発で打ち抜く攻撃力に加えて、慣れられたときにナックルカットや横回転カットで変化もつけなければならない。
さらに、攻撃をするのかカットをするのかの割合も大切だ。
村松選手も、
「試合の流れで、どこで守って、どこで打つかという組み立て。カットマンは経験が大事」
と語っている。
カットばかりでは慣れられ、打ち合いでは攻撃型が有利…
他人からのアドバイスもそれぞれ違うとなれば、さらに混乱するだろう。
それに対して攻撃型は、基本的にボールに前進回転をかけるだけ。
どちらが簡単かは言うまでもない。
極めつけに、現代卓球界は男女問わず
「前陣での力強い、速い卓球」
がトレンドだ。
各国がこのコンセプトの基に選手を鍛え、そのうえで対カットマンの練習も施す。
指導者がいない、対策もされるとなれば、数が減るのも致し方ないことだろう。
「勝つ」ということだけを考えれば、カットマンには厳しい世界かもしれない。
しかし、カットマンのプレーには華がある。
台から離れて相手の強打を次々に拾いまくる、ブチ切れカットで斬り落とす、後陣からの逆襲など、卓球というスポーツの魅力を存分に伝えてくれる戦型だ。
大会などでカットマンの試合があると、ついつい目がいってしまう方も少なくないはず。
時代に逆行する剣士…
めちゃくちゃカッコいいじゃないか!!
それが後手キルカという人物なんだよ!!!皆さん!!!!!
惚れないほうが無理ってもんでしょこれ!!!!!!!!
アニメ第5話のキルカVSこよりのシーン!
たった2往復の描写でもたまらなく好きだかんな!!!
もちろん戦型だけで好きになったわけではない。
普段はのらりくらりとしつつもしっかり部員を見ている!
部長としてみんなをまとめるリーダーシップ!
あがりと伯仲する実力!
長髪黒髪の不思議系キャラ!
朝野先生、ありがとうございます。
あなたのおかげで一人の男が救われました。
さぁ諸君、心配することは何もない。
黙って主将に全てを預けよう。
小さな雀はやがて大空に飛び立つのだから!!!
追記
ここまで読んでいただきありがとうございました。
Twitterでも言っていた通り、ついに書いてしまいました。
キルカというよりはほぼカットマンについてでしたが…いかがでしたでしょうか。
やっぱり日頃考えていることを思い切り書けるというのはいいですね。
次はハナビです。ネタは温め中です。
気長にお待ちいただければ幸いです。